あんこう鍋をもっと楽しむ7つのポイント!

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あんこうをもっと楽しむ7つのポイント

冬の味覚、あんこうをさらに美味しく楽しむためのマメ知識。「あんこうの7つ道具」にちなんで7つのポイントをご紹介します。

あんこうQ1
あんこうの7ポイント1

まずはベーシックな「あんこう鍋」を味わおう!

あんこう鍋は、あんこうを主な具材とする鍋料理を指し、あんこうの七つ道具、野菜、スープ(割り下)を一緒に鍋に入れて煮込んだ料理のことを広く「あんこう鍋」と称します。一般的に味付けは味噌仕立てか醤油仕立ての2種類で、あっさりとした風味のものが多いようです。味付けや具材などはお店によってそれぞれ違い、特に「あん肝」をどのくらい使用しているかによって、コクや旨味、風味が大きく変わります。基本的にあんこうの七つ道具が入っていれば「あんこう鍋」になりますが、はじめての方は、まずはベーシックな「あんこう鍋」から楽しんでみてはいかがでしょうか。濃厚でクセも強い「どぶ汁」に比べて食べやすいのが特徴で、あん肝が溶け出したスープを味わいながら、7つ道具それぞれの食感と味を楽しめます。

あんこうの七つ道具と野菜がてんこ盛り

あんこうの七つ道具と野菜がてんこ盛り

どぶ汁に比べてあっさりと食べやすいのが特徴

どぶ汁に比べてあっさりと食べやすいのが特徴

 

あんこうQ2
あんこうの7ポイント2

濃厚なコクが楽しめる通の味「どぶ汁」

茨城県の海岸沿いを中心とする地域はあんこうの水揚げが多く、「常磐路のあんこう」として知られていました。年々水揚げ量が減り、今でこそ高級魚と呼ばれるあんこうですが、30年ほど前までは、浜にあんこうがずらりと並べられる光景が茨城の港町の冬の風物詩でした。そんな時代、船の上で調理する際に水を節約するために考え出された漁師料理が「どぶ汁」の起源と言われています。ぶつ切りにしたあんこうの部位と野菜からでた水分だけで調理され、肝の風味と味噌だけで味付けされるため、とにかく濃厚なのが特徴です。しかし、食べ慣れない人にとってはクセが強すぎて食べづらい部分もあり、お店で提供されるものは、食べやすいように若干のスープや調味料を加えて作る場合が多いです。ただ、たっぷりの肝を乾煎りしてから具材と味噌を入れるという調理法が「どぶ汁」の基本であることは変わらず、一般的な「あんこう鍋」よりも強烈なコクや旨味が楽しめます。

肝の風味と味噌の濃厚なベース

肝の風味と味噌の濃厚なベース

濃厚なコクや旨味が楽しめます

濃厚なコクや旨味が楽しめます

 

あんこうQ3
あんこうの7ポイント3

全部おぼえよう!あんこうの「七つ道具」

骨以外は捨てるところがないと言われるあんこう。各部位は「七つ道具」と呼ばれ、それぞれの風味や食感などを活かした料理に使用されます。
あんこう料理と言えばあん肝や供酢がよく知られていますが、あんこう鍋ではこれらの七つ道具すべてを一度に味わうことができ、それぞれの部位の食感の違いを楽しむことができます。

これがあんこうの七つ道具!

これがあんこうの七つ道具!

 

あんこうQ4
あんこうの7ポイント4

独特なさばき方は必見!!「吊し切り」

あんこうと言えば吊るし切りという独特なさばき方でも知られていますが、これは決してパフォーマンスのために生み出されたさばき方ではありません。お店で使われるあんこうは10kg以上の大きなものが多く、身体が柔らかい上に表面がぬめぬめとしていてまな板の上ではさばきにくいため、吊るした状態でさばく「吊るし切り」が考え出されたのです。大きな鉤に口をひっかけ、エラとヒレを外してから口の周りに切れ込みを入れて皮をはがした後、内臓や身を外していく「吊るし切り」の様子は、冬の茨城の風物詩にもなっています。

吊し切り実演は迫力満点

吊し切り実演は迫力満点

 

あんこうQ5
あんこうの7ポイント5

美容と健康に効く!あんこうの栄養成分

見た目によらず、コラーゲンたっぷり!

見た目によらず、コラーゲンたっぷり!

ちょっとグロテスクな風貌のあんこうですが、食べておいしいのは言わずもがな、実は栄養成分も豊富な魚なんです。淡泊な味わいの身にはお肌をぷりぷりにしてくれるコラーゲンを多く含み、さらに肝には皮膚障害や風邪、貧血や高血圧にも効果的と言われるビタミンAやビタミンB2、そして老化や癌の原因となる過酸化脂質や活性酸素を抑えるはたらきがあるといわれるビタミンEも豊富に含んでいます。

あったかいお鍋は寒い冬にぴったり。おいしいだけでなく身体にもうれしい食材です。

 

あんこうQ6
あんこうの7ポイント6

意外と知らない!?あんこうの生態

普段は海の底でノンビリ暮らしています

普段は海の底でノンビリ暮らしています

あんこうはご存知の通り深海魚で、普段は海の底で暮らしています。見るからにのんびりとした風貌からも分かるとおり、素早く泳ぐことができないため、先端にヒラヒラのついた触覚のようなものを頭から伸ばし、それをエサと勘違いして寄ってきた魚を丸呑みして生きています。あんこうの口の奥には細かい歯のような突起がありますが、これは歯ではなく、捕まえた獲物を逃がさないよう返し刃の役目をしています。また、オスは身体が小さいため、一般的に食用にされるのはメスのあんこうだけです。

 

あんこうQ7
あんこうの7ポイント7

全部食べたい!あんこう料理いろいろ

鍋料理以外にも楽しみ方いっぱいです

鍋料理以外にも楽しみ方いっぱいです

あんこうの旬は冬場で、特に肝が大きく育っている1~2月頃が最もおいしいと言われています。あんこう料理と言えば、「あんこう鍋」や、ポン酢で味わう「あん肝」、湯引きした皮やぬの、ひれなどを酢味噌で味わう「供酢」などが有名ですが、から揚げなどでも楽しめます。ちなみにフランス料理でもあんこうは利用されていて、ポワレした身と蒸した肝に、あんこうのアラから出汁をとったソースをかけた料理などがあるそうです。あんこう鍋にも味噌仕立てや醤油仕立て、どぶ汁などのバリエーションがあり、お店によっても全く違った味わいが楽しめます。


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