湖上に吹く風を受け、霞ヶ浦で「鳥になる」 ヨット


スポーツいばらき

自然観察編

湖上に吹く風を受け、霞ヶ浦で「鳥になる」ヨット

湖上に吹く風を受け、霞ヶ浦で「鳥になる」

湖上に吹く風を受け、霞ヶ浦で「鳥になる」

大自然の中での開放感

海岸線が長く、大きな湖も抱える茨城県には、大小合わせて20ヵ所弱のマリーナがあります。究極のマリンスポーツといっても過言ではないヨットですが、そのヨットを楽しむには恵まれた環境にあるのがここ茨城県です。知力と体力を頼りに、風だけを動力に進む…。大自然の中での開放感、一体感。加えてスピード感と爽快感。これらが、他のスポーツの中でも抜きん出ている特長といえます。

風を操って飛ぶ鳥

今回取材に協力をいただいた、ラクスマリーナは数あるマリンスポーツの拠点の中でも、茨城を代表する歴史のあるマリーナの一つです。専務取締役・秋元昭臣さんによれば「ヨットは風を操って飛ぶ鳥」。スポーツとしてのヨットを楽しむ人々にとって、波の色、向きなどを素早くキャッチし、風を読み、風をとらえ、困難を克服し、ゴールに到達したときの充実感こそが醍醐味なのだそうです。

初心者はアクセスディンギーで

とはいっても未経験者にとっては、ちょっと敷居が高いのがヨット。ラクスマリーナでは、「アクセスディンギー」という、ユニバーサルデザインの小型ヨットに乗ることができます。「まったく経験のない人でも、3分間の説明でセーリングできるように工夫され、設計され、建造されている」ヨットです。マストの上には風見の旗が掲げられ、風向きは一目瞭然、操作は簡単、安定性も抜群です。

ラクスマリーナの事務所。バリアフリーのトイレも備えられており、サポート態勢も万全。

ラクスマリーナの事務所。バリアフリーのトイレも備えられており、サポート態勢も万全。

船台の上で陽光を浴びるヨット群。歴史のあるマリーナらしい光景の一つ。

船台の上で陽光を浴びるヨット群。歴史のあるマリーナらしい光景の一つ。

年に4回開催されている「誰でも楽しもう霞ヶ浦」の模様

年に4回開催されている「誰でも楽しもう霞ヶ浦」の模様

ここがpoint

琵琶湖に次いで国内第2位の湖面積を誇る霞ヶ浦。ここにあるのが水陸で150艇のヨット艇置を有するラクスマリーナです。ラクスはラテン語でレイクを意味し、大きな湖ならではのマリンスポーツの楽しみ方が用意されています。湖は海よりは安全性が高いこと、JR土浦駅から歩いて行ける利便性の良さ。こうした特長もあって、「バリアフリーマリーナ」としての取り組みが充実していることがその一つです。これは、障害のある人にとってはもちろん、初心者や高齢者にとってもマリンスポーツに触れるチャンスがたくさんあることを意味します。さらに、霞ヶ浦沿岸には数多くの漁港が存在しますが、それらの漁港に立ち寄りながらクルージングを楽しむことができるのもここの特徴です。

桟橋に係留されたヨットの先には、霞ヶ浦の豊かな自然が広がっています。

桟橋に係留されたヨットの先には、霞ヶ浦の豊かな自然が広がっています。

howtoヨット

アクセスディンギーを体験してみました。前抜きに座り、帆は1枚、その帆を制御するメインシート(ロープ)を左手に持ち、右手でラダー(舵)を動かすジョイスティックを操作。ジョイスティックを進みたい方向に倒せば、艇はそちらに進むように工夫されています。

長さ2m強、重さも50kgぐらいと小さくて、かわいらしい外観。水辺に引いていくのも簡単。

長さ2m強、重さも50kgぐらいと小さくて、かわいらしい外観。水辺に引いていくのも簡単。

ナイロン製のシートはハンモックのように張られ、座り心地も良く、安定感があります。

ナイロン製のシートはハンモックのように張られ、座り心地も良く、安定感があります。

中央に見える板がセンターボード。安全に帆走ができるように、重く作られています。

中央に見える板がセンターボード。安全に帆走ができるように、重く作られています。

湾内をクルージング。マストの上の風見の旗を見ながら、メインシートとジョイスティックを操作。

湾内をクルージング。マストの上の風見の旗を見ながら、メインシートとジョイスティックを操作。

マリーナの一角に先ごろオープンしたばかりの足湯。開放的なドームハウスに和舟をイメージした槽。

マリーナの一角に先ごろオープンしたばかりの足湯。開放的なドームハウスに和舟をイメージした槽。

マリーナの一角に先ごろオープンしたばかりの足湯。開放的なドームハウスに和舟をイメージした槽。

マリーナの一角に先ごろオープンしたばかりの足湯。開放的なドームハウスに和舟をイメージした槽。

まとめ

霞ヶ浦という素晴らしい自然を、味わい尽くす観のあるヨット。今回はアクセスディンギーで、ヨット歴20年、元国体選手の加固さんに隣に座ってもらい、「ランニング」、「タック」や「ジャイブ」を、味わうことができました。風を感じながらメインシートを加減し、体重移動も織り交ぜながらジョイスティックで行きたい方向に行く!つまり艇と一体になって湖面を進むことの、ほんの一端を体験したことになります。本当に自分ひとりでできるようになったら爽快に違いない、そんな実感を胸に、マリンスポーツへの第一歩を踏み出しました。

お世話になった加固インストラクターと

お世話になった加固インストラクターと

所在地 茨城県土浦市川口2-13-6
問い合わせ TEL 029-822-2437

「ラクスマリーナ」のホームページはこちら

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