伊師浜海岸(海鵜捕獲場)

県北

日立市

全国で鵜飼として使われている海鵜のほとんどは、この伊師浜海岸で捕獲され、全国に供給されています。 渡り鳥の鵜を捕獲は毎年4~6月の春季と10~12月の秋季で、繁殖や越冬で北と南を行き来している時期を狙います。 この伊師浜海岸はちょうどその通り道にあたり、さらに海に突き出した断崖絶壁は海鵜の絶好の休憩場所であるため、鵜を捕獲する環境に適しています。 鵜を捕獲する際には、羽を傷つけないよう「かぎ棒」という篠竹にU字型の針金をつけたものを使い、鵜の足に引っかけて捕獲します。

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ここで鵜を捕まえます。 海側にある石は鵜を誘うもので、鵜は石を仲間の鵜と勘違いしてこの場所に降り立ちます。 下に写っているのは鵜を捕獲する際に使う鳥屋(とや)の屋根部分です。人はこの中で鵜を待ち、捕獲するタイミングを伺います。

鳥屋(とや)の中です。 鵜を捕獲する時は下の隙間からかぎ棒を出し、鵜の足に引っかけて鳥屋の中に引き込みます。

鵜はどんなものでも捕獲するのではなく、若くて元気があり、ある程度の大きさのあるものだけを捕獲します。 鵜の捕獲者が減少し、平成4年に無形民族文化財に指定されました。

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