真壁のひなまつり 和の風第十九章桜川市

「寒い中、真壁に来てくれた人をもてなそう」。住民たちのそんなひと言から始まった真壁のひなまつり。見世倉・土蔵などが軒を連ねる真壁のまちに有志たちの手によってお雛様が飾られると、それを見た近所の家や店にも雛飾りの輪が広がり、今では約160軒が参加する名物イベントへと発展しました。
真壁のひなまつりの大きな魅力は、おもてなしの心にあふれていること。雅やかな雛飾りで人々の目を楽しませてくれるだけでなく、お茶や甘酒を振る舞ってくれる家、昔語りを聞かせてくれる人など、心づくしのおもてなしで迎えてくれます。
雛飾りに彩られた歴史ある街並みをのんびりと歩きながら、地域の皆さんとのふれあいを楽しむ。心あたたまる時間を過ごしてみてはいかがですか?