偕楽園Q&A

偕楽園Q&A

偕楽園・好文亭・拡張部についての疑問についてお答えします。

偕楽園編

Q1 偕楽園はどういうところ?

偕楽園は、江戸時代の天保13年(1842年)に水戸藩の第9代藩主徳川斉昭(第15代将軍徳川慶喜の父)が開園した公園です。金沢の兼六園、岡山の後楽園と並び日本三名園のひとつに数えられています。

Q2 どんな目的で偕楽園を造ったの?

斉昭は天保12年(1841年)に、学問と武術を勉強する藩校弘道館を創設しました。弘道館で文武を学ぶ藩士や子弟の余暇及び心身の休養の場という目的で天保13年(1842年)に造園しました。偕楽園内にある斉昭が造園理念を記した「偕楽園記」には、この両施設の関係性を弓に例え、「一張一弛(いっちょういっし)」という言葉で修行と休養の均衡の重要性を表現しています。

Q3 偕楽園の名称はどうしてつけられたの?

中国の古典『孟子』梁恵王章句上(りょうけいおうしょうくじょう)の「古の人は民と偕に楽しむ。故に能く楽しむなり。」に基づき、斉昭が起草した『偕楽園記』に「是余(斉昭)が衆と楽しみを同じくするの意なり。因りてこれに命じて偕楽園と曰う。」と記されています。広く領民にも解放された点で近代公園の先駆けと言えます。

Q4 偕楽園本園の大きさはどのくらいなの?

約13万㎡で、東京ドームの約2.7個分に相当します。

Q5 偕楽園のオススメ散策コースはありますか?

偕楽園では「陰の世界」から「陽の世界」を感じながら散策するのがおすすめです。
創建当時の門は2ヶ所で、好文亭表門(正門)から入るのが一般的でした。表門から一の木戸を抜けると、孟宗竹林、大杉森、クマザサが茂る幽遠閑寂な空間を歩き、緊張した心を落ち着かせる「陰の世界」が体感できます。その先の中門をくぐり、好文亭の3階「楽寿楼(らくじゅろう)」から見る景色は、隣接する千波湖をはじめとする周囲の景観が一望でき、好文亭の先に広がる見晴らしのいい広場や梅林といった「陽の世界」が味わえます。
散策時間はおよそ1時間になります。

Q6 偕楽園の梅について教えてください。

偕楽園には約100品種3,000本もの梅が植えられています。その中でも、一番多い品種は、梅干に適しているとされる「白加賀」で約400本です。白梅、紅梅の比率は、白梅が約7割、紅梅が約3割です。

Q7 水戸の六名木とは何ですか?

偕楽園と弘道館公園内にあるすべての梅の品種を調査・研究の結果、花の形・香り・色などが特に優れている6品種を昭和9年(1934年)に「水戸の六名木」としました。六名木は「烈公梅(れっこうばい)」、「白難波(しろなにわ)」、「虎の尾(とらのお)」、「月影(つきかげ)」、「柳川枝垂(やながわしだれ)」、「江南所無(こうなんしょむ)」です。
六角形の竹垣で囲まれていますので、探してみてください。

Q8 偕楽園では梅以外の季節も花が楽しめますか?

偕楽園では、梅以外の季節も四季折々の風景が楽しめます。春には「桜」、初夏には真っ赤に色づく「ツツジ」や「鮮やかな緑が美しい孟宗竹林」、秋には「萩」や「モミジ」、そして冬には「二季咲桜」などが楽しめます。

Q9 偕楽園を訪れた著名人にはどのような人々がいますか?

幕末の思想家・教育者であった吉田松陰や近代俳句に貢献した正岡子規、初代内閣総理大臣の伊藤博文などが訪れています。その他にも、明治天皇の皇后や大正天皇(皇太子時)、昭和天皇、秋篠宮殿下妃殿下が来訪されています。

Q10 吐玉泉とは何ですか?

偕楽園の湧水を利用した泉で、井筒は寒水石(大理石)でできています。創建当時、吐玉泉の湧水は好文亭での茶席の水などに使われました。吐玉泉と対をなすかたちで桜山の崖下には玉龍泉(現存する噴水では日本最古級)もあります。

好文亭編

Q1 好文亭(こうぶんてい)ってどんなところ?

好文亭は、斉昭が設計した木造二層三階建ての好文亭本体と、木造平屋造りの奥御殿から成ります。斉昭は、ここに文人墨客や家臣、領民を集めて、詩歌の会や藩内の高齢者を招いて、養老の会などを催しました。奥御殿は、藩主夫人などが使用し、また、城中に出火があった時の避難場所に使用したと言われています。

Q2 好文亭はどんな目的で創られたの?

好文亭は斉昭の別荘にあたりますが、藩主一人が楽しむ所ではなく、民と偕に楽しむ場所として創建されました。

Q3 どうして好文亭と名付けたの?

斉昭は、梅を大いに好み、梅の栽培に力を入れていた記録が残っています。「好文」とは梅の異名で、晋の武帝の「学問に親しめば梅が咲き、学問を廃すれば開かなかった」という故事に基づいて名付けられました。

Q4 好文亭が2層3階建てになった理由はなんですか?

当時、3階建ての建物の建設は幕府によって禁止されていたため、外観は2階建て、中は3階建てにしたようです。

Q5 建物ごとに屋根の種類が異なりますが、屋根の葺き方は何というのですか?

好文亭本体の屋根は「杮葺き(こけらぶき)」で、奥御殿は、一部を除き「茅葺(かやぶき)」となっています。
なお、杮(こけら)の材料は、サワラの木を用いています。

Q6 なぜ、好文亭の中にある階段は急なのですか?

不意の敵襲に備えて、わざとこのように造られたと言われています。

Q7 好文亭にある襖絵を描いたのは誰ですか?

昭和32年から42年にかけて、好文亭の復元にあわせて、東京藝術大学の須田珙中(すだきょうちゅう)先生と田中青坪(たなかせいひょう)先生が制作しました。
奥御殿は、花や木にちなんだ名前の部屋が並び、その部屋名をモチーフにした色とりどりの襖絵が特徴的です。

Q8 好文亭内の創意工夫はありますか?

主に配膳用昇降機と三連障子です。配膳用昇降機は、1階の料理室から楽寿楼まで、お酒や料理などのお膳を運ぶために作られ、手動の「エレベーター」としては日本初と言われています。
三連障子は、1枚を引くと2枚目、3枚目が続けて現れ、瞬時に開閉ができるよう工夫された建具です。なお、雨戸の戸袋で視界を遮らないようにするために、回転雨戸を取り入れ開放感を演出するなど、至る所に創意工夫を施しています。
ぜひ実際に探してみてください。

Q9 現在の好文亭は創建時のものですか?

好文亭は、昭和20年(1945年)8月2日の空襲で全焼しました。その後、復元工事が行われ、昭和33年(1958年)3月11日に完成しました。また、昭和44年(1969年)9月2日に、好文亭奥御殿に雷による火災が発生し、奥御殿は全焼しましたが、楽寿楼は火災から免れました。その後、再度復元工事を行い、今に至ります。

拡張部編

Q1 偕楽園拡張部とは何ですか?

平成5年に開催された「第10回全国都市緑化フェア」を機に、景観に配慮した水辺空間や梅林、広場などを整備したところです。拡張部には、梅をはじめとした花と緑、芝生の広場、遊歩道、水鳥たちが遊ぶ池などのエリアが点在しています。

Q2 桜山とはなんですか?

当時、斉昭はここに偕楽園を造ろうとしましたが、地形がやや狭かったため、この丘に桜の木を数百株植え、「桜山」と命名しました。現在は、史跡及び名勝の一部として文化財に指定され、桜の名所としても知られています。

Q3 玉龍泉(ぎょくりゅうせん)とは何ですか?

斉昭が、高低差を利用して造った噴水です。斉昭は水理に詳しく、水源から地下に鉄管を通して円形の池の中央まで水を引き噴水に仕掛けています。噴水の水は時に5mほどに上り、炎暑の折は人々に涼を与え、また田畑の灌漑(かんがい)に応用して農耕を助けることを教えたなど、領民に親しまれたと言われています。また、兼六園の噴水とともに日本最古級の噴水とも言われています。

Q4 丸山とはなんですか?

緑岡と桜山の間にある小さな丘を丸山と、史跡及び名勝の一部として文化財に指定されています。徳川光圀はこの丘に小堂(淵明堂(えんめいどう))を建て、柳、桜、松などを植えたと言われています。

Q5 田鶴鳴梅林(たづなきばいりん)の名前の由来はなんですか?

偕楽園が造られたとき、讃岐国(現在の香川県)高松藩からタンチョウヅルのつがいが贈られてきたほか、マナヅル、ナベツルのつがいを偕楽園の南に広がる水田で飼育していたことにちなみ、偕楽園下の桜川にかけられた橋を「田鶴鳴橋」と呼ぶようになりました。田鶴鳴梅林もこれにちなんで名付けられ、平成2年に開園しました。

Q6 窈窕梅林(ようちょうばいりん)の名前の由来はなんですか?

光圀ゆかりの緑岡の高枕亭という質素な別邸に至る坂道を窈窕坂と呼びました。窈窕坂に近い梅林のため、窈窕梅林と名付けられ、平成5年に開園しました。
※窈窕:上品で奥ゆかしいさま

Q7 猩々梅林(しょうじょうばいりん)の名前の由来はなんですか?

丸山に立っていた小堂を「淵明堂(えんめいどう)」と言い、堂の壁には猩々の絵を描かせたので「猩々亭」とも呼ばれていました。丸山のほとりにある梅林のため、猩々亭の故事にちなんで名付けられ、平成5年に開園しました。
※猩猩:古典書物に記された架空の動物

Q8 拡張部にある大きな池はなんですか?

約1,000㎡もの面積があり、好文亭や花鳥風月を象徴する四季の原、各梅林、雀谷の竹林などを水面に映し、夜は月を映す静かな水面をイメージして、「月池」と名付けられました。池の中の白いオブジェは「風の鼓動」と呼ばれ、わずかな風にも反応し、花や植物、羽ばたく水鳥を連想させます。

Q9 もみじ谷とはなんですか?

もみじ谷は、平成5年と平成10年にモミジ、カエデ類を中心とした緑地として整備されました。約170本のモミジやカエデなどが植えられ、秋には鮮やかな紅葉が楽しめます。また平成22年からは、紅葉のシーズンにライトアップを実施し、幻想的な世界が楽しめます。

Q10 偕楽園公園センターとはどういうところですか?

平成8年に都市緑化推進の新拠点として開館しました。偕楽園の管理事務所のほかに、梅と緑の相談所無料の展示コーナーが併設され、市民活動、都市緑化などの貴重な交流の場になっています。

 

 

偕楽園についてのお問い合わせ

偕楽園公園センター

〒310-0912 茨城県水戸市見川1-1251
TEL:029-244-5454 FAX:029-244-5866 e-mail:kairakuen@pref.ibaraki.lg.jp

 

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