120メートルの滝が凍る!「氷瀑(ひょうばく)」袋田の滝凍結情報
茨城県を代表する観光スポット、袋田の滝。日本三名瀑に数えられ、高さ120メートル、幅73メートルの大きさを誇ります。滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、また一説には、その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。
寒さ厳しい冬には滝全体が真っ白に凍結し、その神秘的な風景は「氷瀑」と呼ばれ親しまれています。2012年には6年ぶりに“完全凍結”し、ピッケル片手に氷壁に挑むアイスクライマーの姿も見ることができました。
※「氷瀑」は自然現象です。天候条件によりあまり凍結しない場合もあります。
2020年12月〜2021年2月の袋田の滝の凍結ダイアリー
12月の中旬以降、気温の降下とともに凍結が見られるようになり、12月20日には6〜7割と一気に凍結が進みました。
年が明け2021年1月4日には8〜9割の凍結となり、1月11日には9割とはいえかなり完全凍結に近い状態となり、氷壁を登る人の姿も見られました。
その後は徐々に気温の冷え込みが緩みはじめ2月1日〜2日に3〜4割の凍結となったあとは、2月中旬まで薄い凍結が見られる程度で氷瀑が終了しました。