水戸黄門が食べたラーメンを再現!?
水戸黄門として知られている徳川光圀公。光圀公は好奇心旺盛で、当時では珍しかった牛乳や牛肉、豚肉なども進んで食べていたといい、ラーメンもそのひとつです。「大日本史」編纂のために教えを受けていた儒学者・朱舜水という人物からラーメンを教わり、家臣たちにもご馳走したという記録が残っています。この時、光圀公が食べていたラーメンを再現したのが「水戸藩らーめん」!

お店でも、自宅でも水戸藩らーめんを
大きな特徴は、レンコンを練りこんだ麺と「五辛」と呼ばれる薬味。水戸市内にある製麺業者・川﨑製麺と、水戸藩料理研究を進めていた大塚屋、金龍菜館などが中心となって再現し、現在では全6店舗で水戸藩らーめんを食べることが出来ます。その全ての麺を提供している川﨑製麺からは、お土産用の水戸藩らーめんも販売されています。
大興飯店

大学前にあり、長年多くの学生に愛されている中華定食屋・大興飯店の一杯は「観光で訪れた人だけでなく、若者にも食べてもらえる水戸藩らーめん」。濃いめの味付けに、具も多めで食べ応えも重視しています。スープには赤穂の天塩をブレンドしていて、コクと甘みがじんわりと広がります。五辛はあえてひとつの皿にブレンドして出すというところも、学生御用達の店だからこそのアイデアです。
水戸藩らーめん810円。チャーシューもたっぷり載って大満足!

大興飯店といえば、定食のセットが人気。中でもこのスタミナ丼は外せません!

水戸藩らーめんの開発にも携ったマスター・田山誠三郎さん。

お店の場所は茨城大学正門前!お昼時は学生がこぞって詰め掛けます。
大興飯店
- 電話番号
- 029-226-5837
- 所在地
- 水戸市袴塚3-9-16
- 営業時間
- 11:00~15:30L.O、17:00~23:15L.O
- 定休日
- なし