土浦まちかど蔵「野村」
- 土浦市中央1-12-5
- 江戸時代後期から明治時代初期の商家の母屋・袖蔵・文庫蔵・レンガ蔵を改装した蔵。
袖蔵は多目的スペース、文庫蔵は蔵ギャラリーとして利用。
古い建物
町並み・風景
沼田邸
- 常陸太田市小中町
- 昭和初期築の昔ながらの農家です。宿泊施設として利用されています。屋根はトタン葺きで後世に葺き替えられたものでありますが、建物自体の板や、建具などは古いままのものが多く残っています。裏手が竹林となっており、ヌケも良いです。レトロな雰囲気で懐かしさがあります。
座敷内は昔の農家らしく、壁に神棚が祀られています。
現役で使用できる五右衛門風呂があり、修理されていますが、原型に近い形で残っています。
古い建物
オフィス・商業施設
~に見える場所
小美玉市民家園
- 小美玉市高崎
- 旧玉里村の上玉里・小松家から寄贈され、1994年に現在の場所に移築された古民家です。創建の時代は1700年代(江戸中期)とされています。地域の特色を現す曲がり屋の造りで、もともとは庄屋格の人物の家とされています。中には厩もあります。周囲は簡単な庭園が造られており、背景のヌケも良いので、時代劇にも対応できます。
南面の建具は半分下が板で仕切られた珍しい造りで、蔀戸と呼ばれているものです。
室内は広間型の間取りで、田の字型、三本溝の敷居、太くない梁など要所に特徴があります。土間と炊事場のかまどがあり、実際に使用することができます。
客間・居間用の囲炉裏場は柿渋で仕上げられた床や壁材が美しいです。
古い建物
~に見える場所
つくばみらい市結城三百石記念館
- つくばみらい市谷井田
- 結城三百石の当主・結城康行氏から寄付された建物・土地・史料をもとに整備した記念館です。江戸時代後期に建てられた建築物で、敷地内には母屋・長屋門・一の蔵・二の蔵などが建ち、散策用に整備された日本庭園も目にできます。屋根は寄棟造で茅葺屋根の上に大型の波形鉄板を被せています。
軒先に水平に腕木を出し天上を貼る手法は「せがいづくり」と呼ばれるもので、当時、一般階級では禁止されていた建築様式です。一の蔵、二の蔵も同じ頃の建築と推測されています。座敷正面には式台玄関(高身分の客人を迎える正式な玄関)があります。
室内は豪農の家を象徴する田造りの間取りで、柿渋で仕上げられた建具などに風情があります。
古い建物
~に見える場所
親水公園内の曲がり屋
- 那珂市菅谷
- 旧那珂町内に残っていた最後の茅葺家屋を解体保存し、一の関ため池親水公園内へ移設復元した建物です。住居と馬小屋、物置が一体となった東北地方と茨城県の一部に見られる寒さの厳しい地方の代表的な民家形式です。元々の建物は1862年(文久2年)に建てられたもので、1999年の9月に現在の場所に移設復元されました。
11?3月は、年末年始を除いて毎日開館しており、無料見学も可能です。街中でありますが、池脇とありヌケが良いです。座敷をとりかこむ広縁は柿渋で仕上げられ、趣が深いです。
囲炉裏は現在もしっかり機能しており、使用可能です。
古い建物
スポーツ&レジャー施設
茅葺屋根・綿引邸
- 石岡市上曽 (旧 八郷町)
- 旧街道沿いの十字路に立つ茅葺です。もともとは松本屋という屋号を持つ旅籠を営んでいたといわれています。250年の樹齢をもち、市の指定保存樹となっているヤマモモなどをはじめ、木々と池のある、立派な日本庭園が良く見える位置には、上段の間が作られています。
古い建物
~に見える場所
茅葺屋根・大場邸
- 石岡市佐久258
- 佐久の大杉に近いぶどう棚の奥に、茅葺きの主屋を望むことができます。ぶどう棚をくぐって屋敷内に入ると、主屋の右手前には車庫、蔵、コエゴヤ、納屋などの付属小屋が建ち、主屋から前庭に面して書院と蔵、さらに奥に隠居が配置されています。出桁で深く出された軒を持つ大きな茅葺き屋根は、トオシモノ4本の軒付け、竹簀巻きのぐしには、シュロでちょんまげ、あるいは大名ぐしと呼ばれる装飾が施され、西には、たこどめと呼ばれるキリトビに寿の文字、東側には竹の小口によって松竹梅の見事な装飾が施されています。
主屋は、平成17年度に国の登録文化財となり、農業を基盤とした地域色のある景観の中に、歴史ある屋敷構えを見せ続ける茅葺き民家です。
古い建物
~に見える場所