生涯学習センター
- 常陸太田市中城町3280
- 1998年に完成しました。市民交流センターパルティホールに面する形で、同じ敷地内にある生涯学習施設です。建物前は幅広のインターロッキングで、歩行者道が組まれています。
施設内のエントランスホールは天井高があり、病院の待合室のような雰囲気です。カラーリングに温か味があります。
公共施設
~に見える場所
沼田邸
- 常陸太田市小中町
- 昭和初期築の昔ながらの農家です。宿泊施設として利用されています。屋根はトタン葺きで後世に葺き替えられたものでありますが、建物自体の板や、建具などは古いままのものが多く残っています。裏手が竹林となっており、ヌケも良いです。レトロな雰囲気で懐かしさがあります。
座敷内は昔の農家らしく、壁に神棚が祀られています。
現役で使用できる五右衛門風呂があり、修理されていますが、原型に近い形で残っています。
古い建物
オフィス・商業施設
~に見える場所
市民交流センターパルティホール・市立図書館
- 常陸太田市中城町3210・中城町3282
- 1988年(平成元年)に建設された地域文化施設です。大ホールや大・小会議室、和室など、多機能に応じた施設を有しています。特に大ホールにいたっては、可動式音響反射板設置を設置の場合、残響時間2.06秒を有しており、音楽鑑賞には最適です。また敷地内には、図書館や生涯学習センター、商工会館などが隣接しています。
市民交流センターパルティホールの西面のエントランスは、突き出し玄関やロータリーがあり、病院施設のような印象があります。
東面の正面エントランスは、ホールの窓に面する場所には芝生広場が広がっています。
エントランスホールはガラス張りの部分が多く、天井が高くて開放的です。多目的な使用が可能です。奥にはカフェスペースもあります。
公共施設
愛宕神社と愛宕山のハイキングコース
- 笠間市泉
- 日本三大火防神社のひとつとして有名な愛宕神社です。愛宕山の山頂にあります。創建は806年(大同元年)と伝えられています。天狗が修行したという伝説の場所も残っています。この他、愛宕山には隣の難台山にかけての尾根沿いにハイキングコースがあり、各所に展望台やスズラン群生地などがあります。
愛宕山神社へ至る石段は斜度の異なる男坂と女坂があり、それぞれ幻想的な雰囲気を持っています。周囲は杉林が鬱蒼とし、静かです。長い石段は苔むし、いくつか踊り場があります。樹齢のある大木を頻繁に目に出来ます。
愛宕山のハイキングコースは山中の散策路ではありますが、かなり急な山道が多いです。途中、幅が狭くなる獣道のようなものもあります。人工物がなく時代劇などに適しています。
見晴らしの丘へ通じる小道は雑木林に囲まれた空間で、秋冬には落ち葉が地面を多い尽くすほどです。人工物は見えません。
古い建物
自然風景
~に見える場所
岩間第一小学校旧第一分校
- 笠間市上郷
- 岩間第一小学校の旧分校校舎です。昭和初期の作風を感じる木造平屋建です。校舎南面には運動場があり、敷地内には桜が多いです。古びた建物は実に趣があります。
木造の壁は白く塗られています。南面に軒はなく、暖房用の煙突があります。
1教室は生涯学習センターの集会用に使用されています。
ダンスフロアなどにも利用されているフロアには、黒板のある正面に大きな鏡が配されています。
校舎北側は軒が大きく出張り、各教室に出入りできる場所に下駄箱のあるのが特徴的な造りです。使用済の消火器などが置かれています。アトリエとして使用されている部分もあります。軒下には流しの設備もあります。
古い建物
学校・病院・警察・消防
~に見える場所
笠間市役所岩間支所
- 笠間市下郷
- 旧岩間町の役場です。市町村合併により、現在は岩間支所として機能しています。1994年に完成した鉄筋コンクリート造3階建で、2階部分でカラーリングに切り替えのあるデザインです。印象的なのはやや曲線をおびた建物の円形部分です。ガラス張りになっており、建物のフェイスでもあります。建物正面から伸びる私道は病院や美術館、研究機関のような雰囲気があります。郊外の立地でヌケがよいです。
支所の市民窓口などのある1階通路は、両側に課を配す珍しいデザインです。
須藤本家株式会社(酒蔵)
- 笠間市小原
- 敷地内には平城の土塁跡が残っています。敷地は鬱蒼としたケヤキの木に囲まれています。一番樹齢を重ねているのは800年余りです。蔵では純米吟醸、純米大吟醸のみの醸造が行われています。海外からの取材も多いです。
母屋をぐるりと取り囲む木塀は細かな格子の意匠で、趣があります。相当な樹齢を感じさせる庭木の様子も見事です。
門の波型の瓦も特徴があります。木塀沿いに歩けば、情緒に富む画が撮れます。
母屋の入口のガラス戸部分は、アルミサッシに交換されていますが、それ以外は歴史を感じさせる造りです。
母屋入ってすぐの土間部分は、ちょうど腰掛けられる位置に台のある、畳のしかれた板の間があります。時代劇も現代劇もとることのできる個性ある空間です。
店舗・家屋
~に見える場所
友部図書館
- 笠間市平町
- 1994年に開館しました。デザインが個性的で、エントランス前に本のモニュメントなどが設置されています。エントランス前の広場は石張りの広い空間です。
1階の書架部分は、個性的なペンダントタイプの照明があります。奥に向かって天井が低くなっています。
エントランス入ってすぐのスペースは非常に広いフローリングで、ギャラリースペースなどもあります。
2階の視聴覚室などの特別室へ至る廊下は、FIX窓から1階の様子を目にできます。奥には多目的な集会室、ベランダなどもあります。
バックヤードにある閉架庫は、ハンドル操作で図書を出し入れできます。
公共施設
~に見える場所
笠間市役所
- 笠間市中央
- 1982年設立の鉄筋コンクリート3階建です。市町村合併に伴い、一部施設の裏側に増築部分あります。正面に見える後付のエレベータ部分も近年増築されました。突き出しのエントランスや、前面に駐車場があり、背景はヌケが良いです。
天井高のあるエントランスホールと市民窓口は、吹き抜け空間です。壁面には特産・笠間焼作家の作品があります。広い空間のため、様々な対応が可能です。
2階の市長室へと通じる待合室は、重厚で落ちついたデザインです。
3階の議場は赤絨毯と大理石を組み合わせた華やかな空間で、昭和の雰囲気が漂います。傍聴席は36席あります。また、正・副議長室はスクウェアデザインの家具で統一された空間です。
公共施設