IBARAKI FOOD TOURISM
進化するさつまいも。
その功績は、茨城にあり。
  • おいしく、めぐる。いばらきのフードツーリズム。
  • IBARAKI FOOD TOURISM 01
  その昔、唐より伝わってきて以来、飢饉や災害などの食糧難時の救荒作物として普及してきたさつまいも。品種改良が進んで味が良くなり、スイーツの素材としての需要など、嗜好品としての地位も確立。平成に始まった焼き芋ブームは今も続いているため、干し芋も根強い人気があります。
茨城が誇るスーバーナチュラルスイート焼き芋&ほしいも
巷では目新しいスイーツが次々と現れていますが、
昔ながらの焼き芋と干し芋は根強い人気。ヘルシー志向が高まっているなかで、
ナチュラルで食物繊維の豊富なさつまいものおやつは、ますます価値が高まっています。
鹿吉

焼き芋のエキスパートが選んだ
理想の品種「シルクスイート」
  「シルクスイート」で作る最大の特徴は、しっとりとなめらかな食感。口の中がパサつくことなく、甘すぎて持て余すこともなく、「ああおいしい」と思いながら食べきれて、「また食べたい」と思える焼き芋です。正真正銘健康に良いものだけをお届けしたいという思いから、ミネラルたっぷりの化石サンゴを使って土作り。キュアリング貯蔵により保存性を高めながらデンプンの糖化を促進し、新芋よりも一段と甘くて旨味のあるさつまいも作りに努めています。
  • 収穫した芋の洗浄や貯蔵管理における加湿には、地下水を濾過して不純物を取り除いたナノ水を使用。
  • 壺焼きは鹿吉の伝統。直火に燻されることで風味が増し、遠赤外線効果によってふっくらと焼きあがります。
  • 代々さつまいもに特化して品質向上に努めてきた鹿吉では、「芋職人」という自負を胸に仕事に臨んでいます。
INFO.

鹿吉
茨城県鉾田市鹿田830-28
TEL.0291-37-2792
http://shikakichi.jp
寿や

華のある干し芋を
女性目線でプロデュース
 趣味の干し芋作りが評判を呼び、4年前に開業。蒸し時間や火加減、土足禁止の清潔なハウスでの天日干しにこだわり、ギフトとしての上質さを追求。食べる方々の笑顔を思い描きながら丁寧な仕事を心がけています。
 味はもちろんのこと、きれいな色や形の仕上げにも気を配り、贈答用の干し芋なら「寿や」と選ばれる存在に。おいしさに見合うオリジナルのパッケージには華があり、特に女性たちから強い支持を受けています。
  • 干し芋の直売所を兼ねたカフェでは、鉾田で採れる野菜や果物を使ったランチやスイーツもいただけます。
  • さつまいものペーストのシフォンケーキ。干し芋のお買い物がてら、おいしいコーヒーでほっと一息。
  • 知人らの需要に応えて開業した母と、支える娘さん。干し芋を、どこへ出しても誇れるギフトに仕立てました。
INFO.

寿や
茨城県鉾田市玉田868-15
TEL.070-4476-5884
http://kotobukiya-hoshiimo.com
IBARAKI FOOD TOURISM 02 農と食、学び、遊び、あらゆる面からとことん追求 価値を高めてきた先駆者
都道府県別のさつまいも生産量が鹿児島県に次いで2位の茨城県。
もっとおいしく、楽しく、良いものに。そんな思いで情熱を傾けた人たちのおかげで
品質面でもトップクラス、販売方法もオリジナリティにあふれています。
JAなめがたしおさい

日本のさつまいもを元気に
おいしくした取り組み
 JA行方は本来種芋を越冬させるためのキュアリング技術を収穫直後の芋に応用。デンプンを糖化させながら表皮下のコルク層を厚く育て、病気に強くて甘い芋にする貯蔵法に成功。全国のモデルケースとなっています。
 これにより秋冬期に収穫したさつまいもを年間通してフレッシュな状態で出荷できるようになりました。今では当り前となった焼き芋の周年販売も、JA行方の不屈のチャレンジがあってこその賜物です。
  • 土の中と同等の温度・湿度を保つキュアリング貯蔵庫で休眠させた芋は、品質が向上し味も良くなります。
  • JAなめがたの柔軟な発想とチャレンジ精神がさつまいもの価値を高め、全国的な新しい道を拓きました。
  • JAなめがた管内で採れたさつまいも及び製品は、農産物直売所「楽郷」にてお買い求めいただけます。
INFO.

JAなめがたしおさい 直売所楽郷(らっきょう)
茨城県行方市玉造甲1824-1
TEL.0299-55-4441
https://ja-ns.or.jp
らぽっぽ なめがた
ファーマーズヴィレッジ

さつまいもがテーマの
一大アミューズメント施設
 日本初、焼き芋の歴史や魅力を楽しく学べる「やきいもファクトリーミュージアム」をはじめ、「ポテトアップルパイ」、「熟成蔵」シリーズの干し芋など、さつまいもの魅力に溢れた体験型農業テーマパーク。遊ぶ、作る、食べる、さまざまな体験を通して食と農のたいせつさに触れることができます。地元の野菜をふんだんに取り入れたレストラン、カフェやマルシェもあり、大人も子どもも楽しめます。
  • 廃校になった小学校を施設に活用。季節ごとに企画される農業体験、手作り体験を通して食と農を学べます。
  • やきいもの妖せい「焼き右衛門」がナビゲートしてくれるミュージアム。「しゅくだい」を解くと美味しいプレゼントがもらえます。
  • オーナーズクラブ会員になると、四季折々の野菜を自分の畑で栽培できます。頼れる農家のサポートつきです。
INFO.

らぽっぽ なめがたファーマーズヴィレッジ
茨城県行方市宇崎1561
TEL.0299-87-1130
https://www.namegata-fv.jp