いばらきフードツーリズムVOL.3

IBARAKI FOOD TOURISM
今だけの、ここだけの、
絶品の冬の味覚に出会う旅。
  • おいしく、めぐる。いばらきのフードツーリズム。
  • IBARAKI FOOD TOURISM 01
  茨城の冬、それは水産物に一段と味がのってくる季節。茨城はあんこうが有名ですが、他にも美味しい冬の味覚がたくさんあります。寒さが厳しくなるほどに栄養をたくわえて肉厚になったサバや、冷たい湖底で冬眠中のシジミなど、この時期にしか出会えない旬魚の味わいは、忘れられない食体験になることでしょう。
茨城が誇るスーバーナチュラルスイート焼き芋&ほしいも
サバの漁獲量が全国で最も多い茨城県。波崎漁港周辺には多くの加工会社があり、
一昔前まではトラックの荷台から勢い余って落ちた魚が道路によく転がっていたとか。
町に根づく“鮮度命”の心得に先進技術が加味されて、高品質のサバを全国に提供しています。
みうらや

前浜で獲れたばかりのサバを
鮮度そのまま急速冷凍
  波崎で水産加工業を営むみうらやでは、一艘丸ごとの魚を買い取り、水揚げから加工まで一貫生産。毎時約70tの処理能力を持つ選別ラインを通し、急速冷凍で魚の鮮度と旨さを閉じ込めます。自社製品にはその内わずか5%ほどの厳選素材を使用。解凍するだけの混ぜご飯の素や、温めるだけで骨までほろりと柔らかい煮魚など、一流料亭さながらの絶品料理の数々は、青魚特有の匂いもありません。1年のうちのたったひと月半、冬の最適期に水揚げされたサバだけで作られています。
  • 波崎の船は勇壮なまき網漁で群れを囲むように漁獲。一艘丸ごと買付けるので、入荷時は時間勝負の戦場のよう。
  • この道30年のベテランが厳しい目で仕入れた魚は、クリーンな自社工場にて魚種と重さの選別から行います。
  • 別後は-35℃の凍結庫へ。旬の旨味と栄養を閉じ込めたまま、鮮度抜群に急速冷凍。
INFO.

みうらや
茨城県神栖市波崎8711
TEL.0479-44-1120
https://hasaki-miuraya.jp
花寿司

このやわらかさは未知の食感
うまさ溢れる「トロさば棒鮨」
 地魚料理にこだわり、長年地域の人々に愛されている花寿司。10年ほど前から加盟店に参加して始めた秘伝の「さば棒鮨」が、素晴らしくおいしいと評判です。 旬の時期に水揚げされた肉厚のサバを1年分仕入れ、すべて手作業でさばきます。牡蠣殻を使った特製の塩たれと酢たれに二段階に漬けて冷凍する製法は、6軒の加盟店だけの専売特許で、茨城県内で食べられるのは花寿司のみ。通常の締めサバとはまったく異なる、まろやかでとろけるような生食感は感動ものです。
  • 馴染みの取引先から水揚げ直後の素材が届くので、新鮮さは間違いなし。お寿司以外の海鮮メニューも豊富です。
  • 「さば棒鮨」は単品以外に、さば好きが泣いて喜ぶという6軒の共通メニュー「極上さば料理コース」にも入っています。
  • 地元の人が子どもの頃から通う名店。話題の「さば棒鮨」目当てに、銚子方面や都内からの来客も多いそう。
INFO.

花寿司
茨城県神栖市波崎6558-4
TEL.0479-44-2457
http://www.hana-zushi.com
IBARAKI FOOD TOURISM 02 淡水魚と海水魚が同居する湖 ユニークな自然環境に育つ 涸沼のヤマトシジミ
涸沼は関東で唯一の汽水湖。満潮時には海水が流れ込み、60~70cm程も水位が変化します。
100種を超える魚類と共に生息する涸沼のヤマトシジミは、味の濃さが特徴。
今は夏の土用しじみと並んで味が良いと称される、寒シジミの季節です。
広浦屋

涸沼で生まれ育った漁師は語る
ヤマトシジミは茨城の宝
 海からおよそ7.5km。満潮時には大量の海水が流れ込むため、湖の水は養分に富み、名産のシジミも肉厚で味の濃いのが特徴です。普段は船上からしじみカゴで湖底をさらって採りますが、土に潜って冬眠している時期は、人が水に入って深く掻きとらなければなりません。乱獲で絶やすことの無いよう漁の時間や大きさを制限し、大切に守っています。シジミの出汁が際立つ味噌汁は、素朴ながら味わい深く、茨城の郷土料理としてもっと知られてほしい、魅力あるものの一つです。
  • 購入後のシジミの砂抜きは不要です。何度も砂抜きをさせるとせっかくの旨味成分まで吐き出してしまうそう。
  • 筑波山や晴れた日には富士山も見える涸沼。屋形船に乗って湖上から眺める一大パノラマは気分爽快です。
  • スズキやコハダ、天然鰻も生息する涸沼。「貴重な自然環境であることを多くの方に伝えたい」と広浦屋のご夫妻。
INFO.

広浦屋
茨城県東茨城郡茨城町下石崎1652-6
TEL.029-293-9287