城里町

県の北西部に位置し、那珂川・藤井川・皇都川などの豊かな水源と、肥沃な大地を利用した稲作や園芸作物の栽培が盛んに行われています。お米をはじめ、古内茶・赤ネギなどの特産品や伝統の漆工芸である「粟野春慶塗」も有名です。また、「桂の雛人形」は全国でも少なくなった手づくりの雛人形です。キャンプや釣りなどが楽しめるレジャー施設「ふれあいの里」や温泉施設「ホロルの湯」、町内に7つあるゴルフ場などには県内をはじめ首都圏からも多くの方が訪れます。

御前山(皇都川)

(城里町)

那珂川と織りなす景色は「関東の嵐山」と呼ばれています。標高156mで、子どもから大人まで気軽に登ることができます。昔、孝謙天皇が弓削道鏡を追い、密会していたという逸話が残っています。また、孝謙天皇がここに住んでいたということから、「御前」山の名前の由来になっています。皇都川は、御前山から那珂川に注ぐ川で、下流は伏流水で、見た目には枯れた川のように見えます。昔は洪水が頻繁に起き、これを弘法大師がお経を読んで、鎮めたため、水が流れていないといわれています。

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ホロルの湯

(城里町)

「ホロルの湯」の泉質は、身体にやさしい単純アルカリ性で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打身、慢性消化器病などに効果があります。

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ふれあいの里

(城里町)

水戸ICから車で10分。キャビンやオートキャンプ場、バーベキューエリアがあり日帰りでも宿泊でも身近に自然を楽しめるキャンプ場です。

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鶏足山

(城里町)

標高430.5m。弘法大師が修行した山といわれており、鶏石や護摩焚石などの逸話が残されています。鶏石は鶏の鶏冠のような形をしており、弘法大師が山中で鶏の鳴き声を聞いた際に石を見つけ、この石が鳴いたのだろうと考えたことが名前の由来と伝えられています。護摩焚石は、弘法大師が石の上で護摩を焚いて修行したという伝承からその名が付けられたとされています。

ななかいの里コシヒカリ

(城里町)

七会地区は、古くから良質米の生産地として知られ、かつては水戸藩への献上米に選ばれていた米どころです。この土地で、昼夜の寒暖差やよい水、よい土を味方につけ、厳しい管理のもと作られたななかいの里コシヒカリは、平成23年にお米日本一コンテストで最優秀賞に選ばれ、その後も毎年入賞を果たしているブランド米です。噛めば噛むほど味がふくらむ飽きのこないおいしさです。

古内茶

(城里町)

茨城県三大銘茶の一つ。一番茶のみの生産で、ゆたかな香りと渋み、甘みが特徴です。かの水戸光圀公もその味の良さに感嘆したといわれています。

レッドポアロー

(城里町)

茨城県三大伝統野菜。鮮やかな赤紫色が特徴の赤ネギです。白ネギに比べ甘みが強く、熱を通すとさらに甘みが増し柔らかくなり、葉まで食べられます。

桂の雛人形

(城里町)

茨城県伝統工芸品にも指定されている全国でも少なくなっている手作りの雛人形。素材を吟味し、伝統的な工法によって生み出された雛人形です。

栗野春慶塗

(城里町)

日本三春慶の一つに数えられる日本最古の春慶塗。春慶塗は器物に透明な漆を塗り、木目が美しく透けるように仕上げる漆塗りの技法です。(県伝統工芸品)