結城市

県の西部に位置し、ほとんどが平坦な土地で、北側、西側は栃木県です。東は鬼怒川によって、筑西市と隔てられており、独自の発展を遂げました。結城紬や桐たんすなど独特の伝統工芸品が有名。結城紬は、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。また、平地林を開いた田畑では、白菜やレタス等農作物の生産に恵まれています。関東でも有数の歴史を誇る城下町で、神社や仏閣が集中し、見世蔵など歴史的な蔵造りの街並みは、貴重な文化遺産となっています。

本場結城紬

(結城市)

昭和31年に国の重要無形文化財、平成22年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。糸つむぎ、絣くくり、地機織りといったすべての工程が手作業で行われるため、軽くて温かいのが特徴です。着物に限らず、ショールや財布、名刺入れなど様々な製品にも使われています。

つむぎの館

(結城市)

ユネスコ無形文化遺産に登録された本場結城紬の総合ミュージアム。総合案内や紬小物販売の「結の見世」、染め折り体験のできる「織場館」などが併設されています。

くわしく見る

見世蔵

(結城市)

結城市北部市街地には、結城市を代表する建築物「見世蔵」などの蔵造りを見ることができます。明治初期から大正期に建築された蔵造りの建物が、現在も紬問屋や老舗の商店などで利用されています。最近は蔵をリノベーションしたカフェやサウナも営業しています。

結城蔵美館

(結城市)

本蔵は新たな芸術文化を創造・情報発信する空間。袖蔵は歴史・文化資料を収蔵・公開する空間で、2階には「天下三名槍」のひとつとされる結城家家宝「御手杵の槍」のレプリカが展示されています。2019年に結城蔵美館5周年記念事業として「結城晴朝公家督相続460年祭」を実施、【刀剣乱舞-ONLINE-】とコラボレーションし、大きな話題となりました。

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ゆでまんじゅう

(結城市)

結城の代表的な饅頭で、もちっとした食感が人気です。昔、はやり病が広まった時に当時の殿様が病払いに民衆にふるまったのが始まりと言われています。販売されている店舗によって見た目や味が違うので、食べ比べをしてみるのもおすすめです。

きものday結城

(結城市)

結城紬だけでなく、思い思いの着物を着て北部市街地を中心に散策するイベント。人力車乗車会他、本場結城紬の反物や地酒が当たる抽選会が行われます。

祭りゆうき

(結城市)

市内外から様々なジャンルの踊りの団体が集結して行われる市内最大のお祭りです。お神輿の渡御やさまざまなお店が賑わう青空市、伝統工芸品の展示などもあって、多くの来場者で賑わいます。

ゆうき物産まつり

(結城市)

北部市街地を中心に開催される、本市の物産品を使った体験型のイベントです。主に味噌つくりやキムチつくり、まゆ工芸製作や手織り体験を行なっています。