企画展「旅にまつわる絵とせとら」
本展では、旅にまつわる多彩な絵画およそ200点をご紹介します。
江戸時代の浮世絵に描かれた、人々がにぎやかに行き交う宿場町、明治期に海外へわたった画家たちが新鮮な驚きを込めて表した異国の光景、
いにしえより描き継がれてきた風光明媚な名所など、旅の魅力がつまった作品が集結します。
また、200年以上前に人気を博したガイドブック『旅行用心集』(八や隅すみ蘆ろ庵あん著、1810年刊行)をはじめ、
近代以降の画家たちが装丁や挿絵を手掛けた旅行雑誌や鉄道のポスターといった旅の“エトセトラ”にも注目します。
時代ごとの旅の様子や文化を映し出す貴重な作品や資料をとおして、その時々に生きた人々が抱いた、旅することへの憧れや喜びに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
【みどころ】
・歌川広重から東山魁夷まで約60作家、約200点が集結。
初代歌川広重が手掛け爆発的ヒットとなった「東海道五拾三次」の浮世絵シリーズを筆頭に、横山大観が明治期にインドで出逢った光景を描いた《流燈》(1909年)、
旅を創作活動の源とした国民的風景画家・東山魁夷による北欧連作の一つ《白夜光》(1965年)など、江戸時代後期から現代にいたるまで、約60名の作家、約200点による旅情あふれる作品をご覧いただけます。
・楽しい落語のイベントも!
展覧会期間中の8月2日(土)午後2時からは、茨城県を落語で盛り上げようと結成された落語家ユニット「いばらく」の立川志のぽんさん(石岡市出身)、柳亭市寿さん(取手市出身)をお迎えし、
落語と小噺体験のイベント「美術館寄席江戸の旅路を笑いにのせて」を開催します。展覧会とあわせて、江戸時代の旅の風情や文化を感じてください。
会期 2025年7月16日(水)~8月31日(日)
休館日 月曜日ただし7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館、翌日休館
会場 茨城県近代美術館
入場料 一般820(690)円/満70歳以上410(340)円/高校生550(420)円/小中生270(200)円
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方および付き添いの方(1名)は無料
※7月19日、8月30日は高校生以下無料
※7月19日は満70歳以上の方無料
- エリア
- 県央エリア
- 市町村
- 水戸市
- 開催期間
- 2025-07-16~2025-08-31
- 開催地住所
- 〒310-0851茨城県水戸市千波町東久保666-1
- 電話番号
- 029-243-5111
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