季節の草花が咲き誇る自然豊かな公園から、元気に遊べるレジャーパーク、文化体験やスポーツが楽しめるスポットまで。楽しみ方が多彩に広がる、茨城県内の公園をご紹介します。
国営ひたち海浜公園
(ひたちなか市)
春はスイセン、チューリップ、ネモフィラが次々にバトンをつなぎ、華やかな世界を創りだします。中でも、ネモフィラが咲くみはらしの丘は、書籍『死ぬまでにいきたい!世界の絶景』など様々な書籍やメディアに取り上げられ、絶景スポットとして国内外から注目されています。空・海と共に創りだされる青一面で埋め尽くされたネモフィラの絶景は必見です。また、夏になると、ふわふわとした緑葉のコキアが秋には紅葉し、丘一面を真っ赤に染め上げます。
そのほかにも茨城県花のバラが年二回咲き誇るなど、一年を通して様々な種類の花々を楽しむことができる「花の楽園」です。
また、園内をめぐるシーサイドトレインやサイクリング、遊園地エリアのプレジャーガーデンも幅広い世代に人気です。
かみね公園
(日立市)
南北にのびる長い海岸を持つ茨城の地形は、サーフィンやボディボードなどのマリンスポーツを楽しむには最適。県内には数多くのサーフポイントが点在し、中でも遠浅の海と広い砂浜が広がる大洗海岸は、サーフィンの全国大会も開催されるほど有名なポイントです。
海水浴場も多く、バナナボートや水上バイクなどのマリンレジャーを楽しむこともできます。
いばらきフラワーパーク
(石岡市)
2021年春、「見るから感じるフラワーパーク」をコンセプトに新しいフラワーパークがリニューアルオープン! 茨城の県花であるバラを中心に四季で変化するバラテラスや県内の食材を楽しめるレストラン、季節ごとの魅力を感じる様々なアクティビティ体験をご用意。また、隣接するふれあいの森には、グランピングを楽しめる宿泊施設がオープンするなど、一日中楽しめる施設に生まれ変わりました。
偕楽園
(水戸市)
天保13年(1842)に水戸藩第9代藩主徳川斉昭公によって造られ、金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つに数えられています。偕楽園の名称は、「孟子」の「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」という一節からとられています。早春には約100品種、3,000本の梅の花が咲き誇り、梅の名所として親しまれているほか、桜やつつじ、萩といったように季節によって様々な顔をのぞかせます。好文亭3階の「楽寿楼」から眺める、千波湖や田鶴鳴梅林(たづなきばいりん)、四季の原といった雄大な自然の景観は格別です。
常陸風土記の丘
(石岡市)
常陸風土記の丘は、歴史的財産を有意義に活用し、歴史、伝承、体験学習、スポーツ、コミュニティーなどの心ふれあう余暇活用施設です。また、桜の名所でもあり、園内には約500本の桜があります。ソメイヨシノ、枝垂桜、ボタン桜と、約1ヶ月に渡って桜のリレーが見られます。
芝生広場にある日本一の獅子頭は圧巻です。
古河公方公園(古河総合公園)
(古河市)
25haにおよぶ広大な自然の中に、四季折々に咲く、美しい花々が訪れる人を和ませてくれる公園。毎年3月下旬から4月上旬にかけて「古河桃まつり」が開催され、多くの観光客が訪れています。平成15年には、ユネスコとギリシャが主催する「文化景観の保護と管理に関するメリナ・メルクーリ国際賞」を日本で初めて受賞しました。