キユーピー株式会社 五霞工場「オープンキッチン」見学レポート
猿島郡五霞町小手指1800
キユーピー株式会社は、小学生の社会科見学を実施したことがきっかけに、食品業界では生産現場を公開することが珍しかった1961年から工場見学を実施しています。
“工場は家庭の台所の延長”との考えから、一般の方の工場見学を「オープンキッチン」と称し、商品がどのように生産されているのかを実際に見ることができます。
五霞工場は見学が行われる前提で建設されているため、大きな窓から工場内を見下ろすことができます。
見学の見所は、なんといっても卵を割る機械「割卵機」。1分間に最大600個の卵が割れる様子は圧巻です!
※工場見学は要予約です。詳しくは公式サイトをご覧ください。
体験レポート
見学棟の入口に入ると、CMで使われたことのある巨大なキユーピーハーフのオブジェが現れます。
他にも巨大キユーピー人形や顔出しパネルなどのフォトスポットが!
見学30分前には、食事や栄養についてなどが学べるクイズが配られ、ご家族や団体の方々は展示資料をみながらわいわいとクイズを解いていました。
ロビーの壁にはキユーピーマヨネーズのあゆみやマヨネーズ・ドレッシングなどの商品がずらり。
海外で製造されている商品も展示され、その中のひとつ、中国の青いパッケージのマヨネーズは、なんと!砂糖が入っているとのこと!フルーツサラダによく合うそうです。新たな発見が満載の展示です。
映像上映
いよいよ工場見学スタート!まずはおよそ15分の映像を鑑賞。
キユーピーが歩んできた歴史や創始者の思い、マヨネーズ雑学、五霞工場従業員についてなど、写真やCGアニメーションでわかりやすく紹介!
より深い工場の知識に、「ほう」と感嘆の声が漏れていました。
工場見学でわかった豆知識
- ミニサイズ(50グラム)のマヨネーズは五霞工場のみで製造されているよ!
- マヨネーズは、宇宙飛行士の若田紘一さんと共に宇宙に行ったことがあるよ!
- 割卵機は1分間に最大600個の卵を割るよ!
- 白身や殻は捨てられることなく、他の料理やリサイクル品に活用されているよ
- 白身:お菓子、かまぼこハム
- 殻:チョーク、壁紙、土壌改良材、肥料、カルシウム強化食品
- 五霞工場は東日本のマヨネーズ・ドレッシングの生産拠点!
スタッフさんにインタビュー
おすすめのマヨネーズの食べ方は?
スタッフさん
お好み焼きです。
好きな量を自由に塗れるので、美味しく食べるだけでなく、お子様とマヨネーズで絵を描くなど楽しい時間を過ごすのもオススメです。
ほかにもいろいろを教えて!
キユーピーマヨネーズのキユーピーは足を閉じています。実は立体商標登録しているんです!
キユーピーは、1925年からマヨネーズの製造・販売を開始し、今年(2025年)で100周年を迎えます。
五霞工場では、従業員全員が「おもてなし」の心で来場者の皆様をお迎えし、実際の工場・製造ラインを見てもらうことで製品への安心を感じていただきと思っています。
工場見学を通じて、食の楽しさ、大切さを今後も伝えていきたいです。
施設情報
キユーピー株式会社 五霞工場
【住所】
茨城県猿島郡五霞町小手指1800
【お電話でのご予約・お問い合わせ】
0280-84-3925
9時から12時まで、13時から17時まで (休業日を除く)
【アクセス】
- 電車・タクシーの場合
JR線「栗橋駅」東口からタクシーで15分 - 電車・徒歩の場合
東武日光線「南栗橋駅」東口から徒歩20分
※左記の地図を参考に、黒い点線に沿ってお越しください
国道4号線と交わる小右衛門陸橋は歩道がないため通行は大変危険です
高架下をくぐってのご来場をお願いいたします - 車の場合
東北自動車道「加須IC」から20分
「久喜IC」から20分
圏央道「五霞IC」から10分
※カーナビ電話番号検索をご利用の方は、「(0280)84-3111」で入力してください